乗り物好きで、ずっと乗りたいと思っていた寝台列車に、ついに乗ってきました!
今までの長距離移動は、新幹線か深夜バス。寝台列車は、ちゃんと旅行の計画を立てないとダメだと思っていました。
が!大阪〜東京間でも、深夜バス感覚で乗れてしまう寝台列車があることを知ったので、
早速乗ってきちゃいました!
大阪を0時台に出発する寝台列車「サンライズ出雲・瀬戸」
「サンライズ出雲」は、島根県出雲市と東京を結ぶ寝台特急列車です。
個室とノビノビ座席など、数種類の座席プランがあります。
(ちなみに「サンライズ瀬戸」は、始発駅が違っていて、岡山で合流する列車です)
基本的には、出雲〜東京間で乗車するのですが、
途中駅に、「三ノ宮(神戸)駅」や「大阪駅」があるので、例えば大阪に出張して、最終新幹線(21:24新大阪発)に間に合わない場合などにも、利用できます。
しかし、、、、、、
残念ながら、こちらの寝台列車は、大変人気の為、当日いきなりチケットを取ることは、ほぼ不可能と思ってください。
当日無理どころか、発売日に取ることも難しいかもしれません。
土日などの休日前後の日程は、予約開始と同時に売り切れになる程です。
JRのチケット販売は、乗車日の1か月前。
チケット争奪戦は、1か月前。
例えば、9月15日に乗車する場合は、8月15日が発売日になるのですが、
こういった寝台列車では、なんと乗車する駅によって、出発日が変わってしまうことを忘れてはいけません。
つまり、サンライズ出雲の場合、始発駅である「出雲市駅」の出発日が、発売日に関係してきます。
(例)10月15日 0:33 に「大阪駅」で乗車する場合
始発駅「出雲市駅」は 10月14日 18:51になるので、発売日は9月14日。
(特例)11月1日 0:33 に「大阪駅」で乗車する場合
始発駅「出雲市駅」は 10月31日 18:51になるので、発売日は10月1日。
発売日の例外として、前月に同じ日付がない乗車日の場合は、翌日の発売日になります。
3月29日、30日、31日 → 3月1日
5月31日 → 5月1日
7月31日 → 7月1日
10月31日 → 10月1日
12月31日 → 12月1日
そして、発売時間は10時ですので、それまでに店頭に並ぶか、ネット予約なら「JR西日本おでかけネット e5489」で予約します。
私は元々会員だったこともありお手軽だったので「e5489」で予約しました。
座席は6種類。楽しみ方はそれぞれ
寝台列車「サンライズ出雲」を利用するためには、以下のチケット料金が必要になります。
乗車券 + 特急券 + 寝台券
「乗車券」と「特急券」は、新幹線と同じです。
「乗車券」=乗車駅~降車駅までの料金
「特急券」=特急列車を利用する駅間の特急料金
「寝台券」=寝台列車を利用する駅間の料金
サンライズ出雲には、こちらの寝台券が加わります。
(例)「大阪駅」~「東京駅}で B寝台シングルを利用する場合(2023.8.29現在)
乗車券 8,910円 + 特急券 3,290円 + 寝台券 7,700円 = 合計 19,900円
「サンライズ出雲」の座席は、以下の6種類です。
・A寝台 シングルデラックス 寝台料金 13,980円
アメニティや専用シャワールーム用利用券が付くなどプレミアムランクといってもいいくらいの部屋です。寝台列車の旅を快適に過ごしたいならこちらを狙いたいところ。
ただし「シングル」なのでお一人様用の上、部屋数も少ないので、チケットもあっという間に売り切れます。
・B寝台 シングル 寝台料金 7,700円
A寝台ほどの料金は出せないけどベッドで寝たい、という人におすすめの部屋です。アメニティやシャワー券は付きませんし部屋も狭くなりますが、十分に寝台列車の旅を満喫できると思います。部屋数も多い方なので、平日出発でしたらチケットも比較的取りやすいです。ちなみに私が利用したのはこちらのランクでした。
・B寝台 ソロ 寝台料金 6,600円
B寝台シングルがさらに狭くなった部屋ですが、その分「おこもり感」が楽しめそうな寝台です。部屋幅はベッド分しかないといってもいいくらい。でも、寝台の中でも一番安いですし、部屋数もあるのでこちらも比較的狙いやすいと思います。
・B寝台 シングルツイン 寝台料金 9,600円(1人分) 15,100円(2人分)
ツインという名がついている通り2人用寝台ですが、2段ベッドになるため1人でも利用可能になっています。シングルやソロと違って天井が高いので、狭さは感じにくくなっています。子供さん通しで利用する場合は楽しいかもしれませんね。ただし、寝台料金は大人も子供同じ料金です。
・B寝台 サンライズツイン 寝台料金 15,300円(2人分)
ベッドが隣にある、まさにツイン寝台です。カップルや友人同士の2人旅の場合に利用するとよさそうです。しかし、2人利用できる上、A寝台と同じで部屋数がかなり少ないので、こちらもあっという間に売り切れます。
・ノビノビ座席 寝台料金なし
こちらは寝台ではなく、通常座席扱いとなります。なので寝台料金がないので格安の座席。ベッドはなく、カーペット敷の床に寝ころびます。それでも、枕元だけですが隣との間仕切りがありますし、毛布も貸してくれるので、いい意味で雑魚寝感が味わえます。寝袋を持ち込む人もいたりバックパッカーの利用が多い席です。
今回はここまでです。
思った以上に文章が長くなってしまったので、実際の体験談は次回に。
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